外国と中華料理
欧米など諸外国でもチャイナタウンを中心に中華料理は人気があるが、広東料理が多い。ちなみに、日本の中華街のほとんどは広東系といわれており、唯一、長崎新地中華街のみが福建系とされる。また日本では四川省出身の料理人陳健民氏がNHK「きょうの料理」に出演していた事もあり、エビチリ、麻婆豆腐、担々麺などの四川料理が広く浸透している。(もっとも後述のように日本人向けのアレンジが大きく施されている)
味付けは、現地の外国人にあわせて変えるケースもある。例えばアメリカではケチャップがたっぷり加えられるなど中国よりもずっと濃く味付けされる。こうした料理は中国人の舌にはあわないため、同じ料理でもアメリカ人向けと中国人向けの2種類用意されるケースがある[1]。
沖縄料理も、沖縄地方の歴史的背景から中国との関わりが深く、ラフテー(東坡肉(トンポーヨ)が元祖か)のような豚肉料理やチャンプルーといった庶民的な豆腐と野菜の炒め物など、「沖縄化」された中華料理が多くある。
欧米や日本、東南アジアなどの諸外国においては、中国には存在しない「オリジナル」の中華料理が存在する。例えば日本のラーメンや冷やし中華、アメリカのチャプスイやインドネシア等のナシゴレン、韓国のチャジャンミョン等である。日本でおなじみのエビチリや酢豚も、中国のものとは異なる場合が多い。
またしゃぶしゃぶは、涮羊肉(シュアンヤンロウ)と呼ばれる羊肉の鍋をヒントに日本で考案されたと言われている。その一方で、アメリカにおいては、大きな鉄板で羊肉を炒めてもらい、自分で調味して食べる「モンゴリアン・バーベキュー」というものもあり、これは拷羊肉と呼ばれる羊肉の鉄板焼きが原型である。これら二つはいずれもモンゴル(後に中国)において羊肉の食べ方として最上の料理法を起源にしているが、原型を留めない。
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2009年3月30日|
カテゴリー:中華料理
